オリンピック公園

平和の聖地

 世界平和の門



ソウル特別市松坡区芳?洞にあるオリンピック公園内善隣記念公園に建立された“世界平和の門”は、3万3600㎡(幅80m、長さ約420m)の敷地面積に立てられた鉄骨鉄筋コンクリート構造物で、最高高さ24m、幅(前後)37m、前面長さ62m(翼正面幅)規模で、美しく荘重な外貌をしている。
象徴造形物の面積はポンプ室と電気室がある地下1階が248㎡、デッキ階289㎡など、総927㎡だった。門の概念を最大限生かし伝統建築と現代建築の自然な調和を試みた“世界平和の門”は、韓国伝統建築の丸い曲線を活用、飛躍と上昇のイメージを強調した。
造形物の天井部分である翼下端には西洋画家ペク・クムナム氏(成均館大学教授)が韓国の伝統様式である丹青を主潮に四神図である青竜・朱雀・百虎・玄武を1,531㎡の両面に単層として描き、平和の門の前方左右には彫刻家イ・スンテク氏が作った“列柱面”が各30体ずつ立ち並び入場者を迎える。青銅で構成されたお面は直径が60cm、高さ85cmで、石材で製作された列柱は直径60cm、高さ3mだ。



 平和の聖火



世界平和の門の中央に設置された平和の聖火は、ソウルオリンピック平和大会推進委員会で製作発議及び推進しソウル特別市が製作費を支援、1988年8月31日に造形物工事を完了した。形態の外郭は原型内部8角形の花崗岩造形物で、規模は直径4.1m、高さ0.75m、燃料は都市ガスだ。設計は(株)環境グループ環境政策研究院院長クァク・ヨンフン氏が担当した。
平和の聖火造形物基壇には“ソウル平和宣言”と平和の聖火設置主旨及び点火経緯が韓国語・英語・フランス語の 3ヵ国語で刻まれている。1988年9月12日に組織委員会の支援で江華島摩尼山塹星壇から受け継いだ火をサマランチIOC委員長とハム・ソクホン平和大会推進委員長が共同で点火し、同日この聖なる火は平和大会推進委員会から組織委員会に寄贈された。



 ソウル平和宣言



全ての人は理念、人種及び宗教の壁を乗り越え、戦争と暴力の脅威から脱し平和に暮すことを切望する。これはすなわち、人類共通の念願である幸福の権利を享受できる道だからだ。よって大韓民国の首都ソウルで開催される第24回夏季オリンピック大会が名実共に平和の祭典になるよう、1988年9月17日から10月2日までは武器と憎悪心を捨て、暴力とテロの脅威がない平和の期間となり、これをきっかけに世界平和が永遠に根付かなければならない。これは今日を生きている全世界の人々に与えられた人類歴史の召命である。
ここに私たちは、既に各自署名した平和要請文の理念に基づき、1988年9月12日、ソウルオリンピック大会でこれをソウル平和宣言として採択する。



 平和の広場



世界平和の門の前方には約8,500坪規模の“平和の広場”が広がり、花崗岩で造成された広場には高句麗の古墳の壁画に登場する狩猟図の模様が刻まれている。広場周辺には世界平和の門、記録造形物、造形物、湖、便宜施設などがあり、青少年と市民の現場教育と社会体育、文化芸術空間として多様に活用されている公園の中心的の空間だ。



 オリンピック運動造形物



組織委員会は1988年1月にIOCからオリンピック運動造形物建立の提議を受け合意に到達、同年2月、2組織委員会側はチェ・マンリン教授を、IOC側はスペインのジョセフM.スビラッチを作家に選定した。同年10月、両者はそれぞれ25万ドルを共同出悁しオリンピック公園内の世界平和の門後方広場に高さ6.5m、横3.2mの本体と、その周囲を高さ2.5m、幅2.4mの5個の躯体を形成、“世界の石(万国石)”を寄贈した各国の国名を刻印、記念した。1989年8月30日に建立趣旨文を刻んだ石版を設置完了し、9月17日、オリンピック 1周年に除幕式を行った。
造形物の基壇はIOCと各NOC及び選手が寄贈した自然石4,000個余りのの万国石を加工、モザイク形式で造成し寄贈者の意を芸術作品に昇華させた。



 栄光の壁



組織委員会はソウルオリンピックの主要事実を永久に記録保存し歴史的意義を宣揚する目的で、オリンピック公園水辺舞台中央石壁に長さ150m、高さ4m、記録版数48面のソウルオリンピック記録造形物を建立した。作家はソウル大学校造形研究所ミン・チョルホン教授で、“栄光の壁(Wall of Glory, Games of the XXIVth Olympiad)”と命名された。

組織委員会は記録造形物に収録する内容の範囲を決めるため1988年2月、記録編纂小委員会と造形審議小委員会をそれぞれ構成し1次会議を開き、3月には記録編纂及び造形審議合同会議を開催、オリンピック誘致及び成果文案、収録資料に関する問題などを討議し、同時に芸術性と字体も具体的に討議確定した。

1989年8月15日、刻印作業完了、8月25日、最終仕上げ、8月30日に完工した。 収録内容は詩人チョ・ビョンファ氏の献詩“おお、偉大なる祖国よ”をはじめオリンピック大会誘致及び大会運営経緯と意義など事実的記録と有功者、寄付支援人士及び団体などで、石壁の左側と右側にバランスよく配列した。組織委員会は1988年3月、世界現代美術祭国際運営委員であるクリボタ委員と壁画製作契約を締結し、同年9月、フランス作家ジャン・メサジエとアメリカ作家エリザベス・プロツハイムの壁画を水辺舞台左右2ヶ所に設置完了した。 鉄とエナメルを使用したこの壁画は横67.5m、縦2.2mの規模だ。



 オリンピックセンター



この建物は第10回アジア競技大会と第24回オリンピック大会の準備及び運営を指揮した両大会組織委員会本部で、大会運営要員の汗と努力が込められている。


概要

  - 延べ面積 : 17,305㎡(地下2階、地上15階)
  - 工事期間 : 1984.8.~1986.5.
  - 特徴 : この建物の下部は韓屋の伝統美を生かし、上部は現代的感覚を浮刻、東・西洋式を調和させた。
  - 建築費 : 108億ウォン (88 年ソウルオリンピック大会第一韓国人後援会寄付)
The Person in Charge
The Person in Charge Park Management TeamKim Jae Man02)410-1323